北海道のロケーションフォト準備 -夏編-

✦ SUMMER PREPARATION

夏の北海道前撮りを楽しむための
準備と天気のお話

広大な緑と圧倒的な色彩が広がる夏の北海道。5月のチューリップから始まり、6月の菜の花やルピナス、6月下旬から 7月下旬のラベンダー、8月のひまわりや美瑛四季彩の丘のストライプなど、大自然のパレットをめいいっぱい楽しむためには、本州の夏とはちょっと異なる「北海道特有の気候」を掴むことがしっかりとした準備につながります。
夏の北海道の最大の盲点は【暑さと寒さの交錯】です。
北海道は図面上でその中心を本州の長野県南部あたりに置き、平面地図に重ね合わせてみると、北は石川県能登半島の先端を飛び出し日本海、南は伊豆半島を飛び出し太平洋まで至る南北の長さ。西は神戸から東は千葉、そして知床半島先端は福島県に迫る栃木県の中です。さらには青函トンネルを通って北海道に上陸する知内あたりの左下に飛び出した地域は和歌山県の先端、潮岬に迫る距離に届きます。
このエリアの広さは、どう考えても気温と天気が同じはずがありません。ですので、北海道は地域ごとに天気変化の傾向があります。
夏の撮影地として人気の富良野・美瑛地域は北海道の真ん中地点、重ねた地図で言うと長野県付近。ここは共に盆地で高い山々があります。このため、夏の日中は非常に気温が上がりやすく、山々を超える風がフェーン現象をもたらして、周辺よりもより高温になる傾向があります。また、山を抜けてくる風が強い日も多く、風対策必須です。日によっては昼過ぎから局地的な雷雨が起きやすい傾向があります。この辺りは長野県の天気、気温変化を参考にされても良いかも知れません。
それでも日没後は気温が下がって20度以下になることが多かったですが、近年は温暖化の影響なのか30度近いままの日もあります。
北海道の宿・ホテルには、”エアコンがない!”というところもまだまだ多いため、睡眠不足で撮影中に倒れてしまわないためにも、撮影日前後のお宿がエアコン完備かどうかはしっかり確認しましょう。
札幌がある石狩地方という重ねた本州で言うと名古屋から関ヶ原あたりは両側を海で挟まれた高い山のない平地のため、風が強い日が多いです。気温も高く、下がりにくい傾向があります。
一方、積丹をはじめ、函館や釧路、十勝、稚内や利尻・礼文島などの離島は海からの影響を受けやすい都市は、風向き次第で霧や霧雨が発生しやすい地域になります。
霧が流れ込む地域は、何日も霧の日が続き気温が20度以下、時には一桁となります。長袖必須、時にダウンジャケットないと、辛いです。。。
あと、夏の北海道、場所によっては信号も少なく、どこまでも移動できる気になりますが、やっぱり無理な行程はしんどいです。MASAは1日で1,000キロ移動したことも普通にありますが、真似はやめましょう(笑)

✦ 夏の北海道ロケーション撮影・推奨持ち物リスト
  • 履き慣れた移動用スニーカー:やっぱり移動やちょっとした動きのあるシーンにはこれが最高です。新郎さんとお揃いのスニーカーにすると足元ショットも可愛いですよ。
  • 羽織れる上着:夕立の後など時々急激な気温低下が起きます。ストールやジャケットは手間ですが、ないとちょっと心配。積丹撮影はいつも必須でお願いしてます。
  • 移動時に摂れる軽食・水分:ロケ移動中、撮影中、ドレス姿のままでも水分補給は多めにして頂いてます。また広い北海道、最寄りのコンビニまで50キロ、というロケ地もたくさんありますのでスナックなどはあらかじめご用意頂くと良いと思います。
  • 冷却系:夏はやっぱり暑いです。そして、日差しが本州より強いです。このため、ハンディファン、冷却シートや冷えるタオル(濡れないもの)、塩分補給は夏は必須です。北海道内のスーパー、コンビニでも購入可能です。
  • 日傘・日焼け止め:北海道は時々真っ青な空が広がります。要は不純物が少ない空からは、本州以上の突き抜けるような強い直射日光です。新郎様含め、一気に日焼けしないよう日焼け止めは必須中の必須アイテムです。
  • 虫除けアイテム:最後に虫除けです。北海道の蚊は強いです。また、最近は牧場や草原を貸し切っての撮影も増えていますが、草むらにはより強力な虫がいまして、刺されると1ヶ月以上かゆみや腫れが残ってしまうものがいます。見えているところだけではなく、インナーや足のくるぶし周辺なども気をつけて予防しましょう。

    以上、長年北海道で撮影していて、ご用意なくてしまった〜ってなるものリストでした。また気づいたら追加します。

LYKKE PHOTO STYLE / KOGARECO
HOKKAIDO PREMIUM LOCATION PHOTOGRAPHY TEAM

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